片貝まつり花火大会2015/見どころは桟敷?ギネスが認めた世界一の花火★10万人が魅了される♬

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片貝まつり花火大会2015/見どころは桟敷?ギネスが認めた世界一の花火★10万人が魅了される♬

ギネス認定もされた炎の芸術

「花火と職人のまち」が賑わう二日間

新潟県小千谷市は、小千谷縮などの伝統織物で有名、もう一つ、世界に名声高いものがある。それが片貝町で作られる「正四尺玉」という巨大な花火。正式には「煙火」と呼ばれ、大きさ・技術は世界初、そして片貝だけというもの。2015年は9月9日、10日に行われる浅原神社の秋の大祭で鑑賞可能。普段は人口4,000人ほどの小さな町に、この花火を目当てにした10万人を超える人々が押し寄せる。

独特の「奉納煙火」

新潟県内で「越後三大花火大会」として知られるのは、柏崎の「海の花火」、長岡の「川の花火」、そして片貝の「山の花火」と言われる。集落を囲む山に、その打ち上げ音が反響することで更に大きな花火の破裂音が豪快に聞こえるのも人気の一つ。しかし他との違いは花火の大きさだけではない。片貝では昔より各家庭で花火を作り楽しんでいたことから、結婚や子供の誕生、卒業祝いといった慶事に加え、年忌や還暦といった節目の時に花火を鎮守様の「浅原神社」に奉納するという伝統が生まれた。

現在、「奉納」に個人や団体が様々な願いを託し、打ち上げるごとにその名前やメッセージがアナウンスされるという独特のスタイルをとっている。近年、この奉納煙火の評判が広まり、地域や近隣だけでなく、県の内外や国外からも、奉納の申し込みが増えているという。昼間に打ち上げる大型花火も有名で、普通の花火大会ではもう飽き足らない!というマニアは必見。ちなみに、この地区では大晦日に除夜の鐘代わりに108発の花火を打ち上げる。真冬の花火は、非常に珍しい。

正四尺玉の生みの親

明治時代には片貝の煙火製造技術の高さは日本でも有数で、初の「三尺玉」の打ち上げを成し遂げてもいる。その栄光を更に高めようと尽力したのが、本田善治氏。跡継ぎを失いかけた煙火製造業を請け負い、1980年に「片貝煙火工業」を設立、花火製造と技術の発展に力を注いできた。そしてついに1985年に世界一の認定を受ける「四尺玉」の製造と打上げに成功し、片貝の名声を世界に轟かせた。

打ち上げまでのカウントダウン

古式ゆかしい「筒引き」「玉送り」の行事

元々各家庭で作った花火を奉納していた名残で、打上げ用の筒を運ぶ行事から祭りが始まる。9日の朝から午後にかけて、大きな煙火筒を台車に乗せ、地区(連)ごとに揃いの法被を着た青年団が各町内をまわりながら、浅原神社の裏手の「二つ坂の下」と呼ばれる辻まで運ぶ。そしてかつては実際に花火の玉も「連」が集め、神社の境内へと運んでいたのですが、それを形式として守った「玉送り」の行事も続けて行われる。

屋台と呼ばれる山車を引きながら神社の境内まで練り歩き、「若」と呼ばれる年長者が、煙火を奉納する家庭を巡り、祝い唄「奉納木遣り」を唄いあげる。纏をかかげ、独自の伴奏「しゃぎり」を鳴らしながら進むその様子は、たいへん華やかな幕開けで、山車同士の小競り合いなども行われ、まだ日中なのにどんどんと花火への楽しみが募る。

明治以来続いていたこの行事もいったん山車の老朽化などで廃れたものの、地域の熱意で10年前から復活したことでも分かる通り、まさに地域住民によって愛され、守られている祭り。山車は地元の中学校を同じ年度に卒業した人々で作る「同級会」のものや子供会の手作りのものなど、30台ほどが練り歩く。

思い思いに願いを打ち上げる「奉納煙火」

2日とも19時半より打ち上げ開始。まずは30cm直径の「尺玉」から打ち上げられる。これも一般的な花火大会では主役級の大きなもの。それが最初から次々と打ち上がり、しかも二段打ちや五段打ちといった連発も多く、迫力満点です。一つ打ち上げるごとにコメントの放送が流れる中、奉納した団体は御立台と呼ばれる台上に上がり、その華麗な火花を見守り、想いを新たにする。「奉納木遣り」と呼ばれる祝唄をうたいあげるグループもいる。

そして二尺、三尺と順次大きなものへと進んでいき、次第に大きく華やかになる火花、打ち上げの轟音もムードを盛り上げる。クライマックスは22時、ついに正四尺玉が打ち上げられる。決してその発射は簡単ではないという。一同が固唾を飲んで見守る中、夜空いっぱいに広がる巨大な光の華に、大きなどよめきが起こるほど。

2日間で計15、000発もの花火が打ち上げられる。当日の打ち上げ順は「花火番附」とよばれるプログラムに従うのですが、これにはどういう人々がどういう願いをこめて煙火を奉納したかが載っている」。各物販店や郵便局・神社でも手に入れることができるので、是非記念品として手に入れてみよう。(一部1,000円)

友情の証・記念のスターマイン

特に熱心なのは「同級会」という、地元の中学校を同じ年に卒業した人々の団体。まずは成人を迎えた年、そして33歳や42歳という「厄年」、60歳の「還暦」、70歳の「古希」と、皆が長くその絆を結んできた証に、資金を出し合って、特別大きな煙火を奉納し、打ち上げる。その結束は堅く、生涯において続く中、特「還暦」の同級会は9日の夜の目玉、特大スターマインを奉納する習わし。

これは何発もの花火を組み合わせて短時間に連続して打ち上げるスタイルで、とても華々しく、スピード感に溢れた演出となり、まさに人生の節目を彩るにふさわしいものと言えるでしょう。そして「古希」になると、翌10日の14時に、たいへん珍しい「真昼の花火」を奉納します。彩色スモークを使ったものや、音を響かせるものなど、他にも様々な「昼物」が打ち上がり、同級会からは大きな三尺玉が奉納される。この規模の昼花火は日本では他で見ることは出来ないので、ぜひとも鑑賞したいところ。

夜花火と違って昇りゆく玉を肉眼で見られるというのも感動です。轟音もひときわ高く鳴り響き、貫禄いっぱい。若い頃から次世代へと伝統を繋ぎ、自分達の時にはより大きく、より素晴らしいものを、と競いあってきた成果とも言えるだろう。同級会がまつりの運営を担っているといっても過言ではない。

片貝ならではの楽しみ方はこれ!

鑑賞のポイントは「奉納コメント」

「花火番附」を見ながらの鑑賞がオススメ、アナウンスがよく聞こえると盛り上がるのは神社境内やその周辺。有料の桟敷席が「片貝町煙火協会」によって準備されている。事前予約で二日間通しの枡席(8人用:3万円)と、当日販売(一席3,000円)の2種類。

当日券は13時より、浅原神社右手の桟敷席中央入り口にて受け付け、数が少ないので、ご希望の方はお早めに!もちろん桟敷席以外にも公園・グラウンドや少し離れた駐車場なども、花火全体を眺めるには良いだろう。ブルーシートなどを準備しておくとゆっくり座って鑑賞できる。

山間部のため夜間は急に気温が下がることもあるので、上着を一枚多めに準備しよう。基本的には雨天も決行ですが、たいへんな人出でもあり、傘の使用は控えよう。また、晴天時でも煤が落ちてくることもあるので、帽子を持参するとたいへん便利。

記念のモニュメントを発見しよう

正四尺玉の功労者、本田善治氏の胸像、その数年前にやはり世界初の成功を納めた三尺三寸玉の記念碑が、浅原神社の参道横に建立されている。これを設立したのは「永遠会」と呼ばれる、本田氏の同級会の一同。そして建立の100年後にあたる2083年開封のタイムカプセルでもあるという。

煙火筒の実物を使ったモニュメントが片貝郵便局の隣「ふれあい広場」に設置されている。巨大な四尺用から、小さなものまで、一緒に並んで記念撮影をすれば、その迫力がよくわかりますね。打ち上げまでの間に町を散策しながら、屋台を楽しむのも楽しみ、ただし足下にもご注意!マンホールの蓋に花火の模様の入った「片貝オリジナル」に出会えるかもしれない。

奉納煙火を上げてみたくなったら

最近はプロポーズ代わりに奉納する人もいるとか♬奉納煙火の申込みは4月1日より片貝町煙火協会にて受付け。1件1万円~最大50万円!

DATA
バス停越後交通片貝五または二之町
最寄り駅JR小千谷または長岡駅
公式サイトhttp://katakaimachi-enkakyokai.info/
アクセスJR小千谷または長岡駅よりバス
開催時期9月9・10日
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