梅まつり2016/穴場と見どころ。天神様へ捧げる祭りに魅せられる450,000人の観衆※写真あり

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梅まつり2016/穴場と見どころ。天神様へ捧げる祭りに魅せられる450,000人の観衆※写真あり

日本人と馴染の深い梅の花

「花見」といえば…

日本の春といえば爛漫と咲く桜、というイメージがあるだろうが、古来は「花」といえば梅。どの木よりも早く先始める姿や、奥ゆかしい香りが愛される理由。古代の万葉集で詠まれている梅の歌は、桜の約3倍とも言われるほど。その名所が数ある中でも、「湯島天神の白梅」は様々な物語や歌に登場するなどして親しまれる。本尊の神様と共に学問の神様として知られている天神様=菅原道真も祀り、その縁で境内に梅の樹を多く植えている。

湯島天神の起こり

14世紀の半ば、南北朝時代に創建され、江戸城を築いた太田道灌が再興したという古い歴史を持っている。千葉の亀戸天神、谷保天満宮とならび「江戸三大天神」としても多くの参拝者が訪れてきました。梅の名所としても親しまれてきましたが、先の大戦で境内は荒廃し、梅園も壊滅状態にあった。しかし周辺の町は空襲を奇跡的に逃れたこともあり、このままではいけないと地域の有志により寄付や植え付けの協力が始まった。その努力の甲斐あり、1960年頃には梅園を復活させたという。その頃から新たに始められたのが「梅まつり」。毎年2月の半ばから3月の第1日曜日まで開催され、45万人ものひとで賑わう。

菅原道真とその伝説

平安時代の学者である道真は政争に負け、遠く九州の大宰府に左遷されてしまい、その折「東風吹かば思いおこせよ梅の花」…と、都を離れざるを得ない自分の気持ちを、大切にしていた庭の梅の木に託して詠んだという逸話や、その梅が主人を慕って一晩で京都から九州へ飛んでいったという「飛梅」の伝説があるために、道真を祀る全国の「天満宮」には必ず梅をモチーフにしている。梅と同様、動物では牛もゆかりが深く、境内には「撫で牛」の像があったり、梅園横の唐門には梅と牛の文様が彫られたりしているのが見つけられるだろう。「学問の神様」というだけあって、この梅の咲く時期は受験生の参拝も多く、合格祈願を書いて奉納した「絵馬」がズラリと並んでいる様子も特徴。

伝統を感じさせる催しの数々

祭りといえば賑やかさも必要

2月の第二週の日曜日、祭りの開催の合図のように総勢100名の「纏パレード」が行われる。松坂屋から湯島天神前までのルートを、掛け声も勇ましく、高く纏を上げながら進みます。一方締めくくりの神事として三月の第一日曜に「祭礼連合会」の青年部による神輿の渡御がある。威勢よく15時半に宮入する様は、いかにも春を迎えるにふさわしい活気に満ち溢れています。神社の坂下は昔ながらの家屋が残り江戸っ子の風情が漂わせた老舗の商店もまだまだ健在。昭和の趣の残る町並みの景色の中、法被姿の人々が行きかう様子は他では味わえない光景と言えよう。

梅の香りに誘われて境内へ

毎週末ごとに様々なイベントが行われ、また屋台も多数出るなどの賑わいが。梅の木の数は300本にも及び、その大半は白梅の名品「白加賀」。樹齢は70~80年ということですが、まだまだ勢いもあり、たくさんの花をつける。入場(参詣)は無料、8時~19時半まで自由に観覧できます。開花の状況は気候によるので、HPで確かめよう。

日暮れからはライトアップも行われるので、ゆっくり鑑賞したい方にオススメですね。神社への入り口はいくつかあり、なかでも「天神男坂」という38段の急勾配の石段と、もう一方のやや緩やかで踊場のある「天神女坂」とを経由すると、その間の傾斜にも紅白の梅の花がたくさん植えられており、出迎えてくれるような風情で咲いています。また、「夫婦坂」というルートもありますので、カップルの方にオススメしたい。

梅の香に包まれほっと一息

眼も鮮やかな緋毛氈を敷いた席で抹茶と和菓子をいただける「野点」がある。日曜日のみ(11~16時)、しっとりとした「観梅」にはぴったり。500円のお茶券を購入して申し込もう。また、宝物殿では代々保存されてきた貴重な品々に親しむことができ、この期間は「梅」「春」に関連したものを展示している。特に注目されるのが日本画の大家・横山大観による「絵馬」や安田靫彦「白梅」など。また、浮世絵の傑作、歌川広重の「江戸名所」などもあります。(展示は年毎に内容が変動)

拝観時間 9:00~17:00 拝観料 500円(子供・学生割引有)

賑やかな奉納演芸も楽しみ

可憐な「白梅太鼓」

一番の注目は週末ごとに「湯島天神太鼓保存会」による和太鼓演奏。若い女性を主にしたグループで、白地に赤い梅を染め抜いた法被姿に紅白のねじり鉢巻きの「小町」達による、キレのよい動きと演奏は、まさに早春の梅の花を思わせる。この「白梅太鼓」は、平安時代から打ち鳴らされている「時太鼓」の響きを受け継いだもの。伝統的な「静」の打ち方に若々しい「動」の技法を加えた、躍動感溢れる美しさを堪能しましょう。また、演奏前に「梅サブレ」の販売もあるので、お土産にもピッタリですね。

その他の演目

日本情緒を味わいたい方には「里神楽」や「講談」「かっぽれ」といった江戸の伝統芸能が、お祭りは賑やかでなくっちゃ!という方はベリーダンス・フラダンスなど各国の踊りもステージで披露されるという。その他、お子様向けのキャラクターショーや、地域の学生によるライブ演奏などもありますので、様々な楽しみ方が出来そうですね。また、有料にて参加のカラオケコンクールもあるので、腕に自信のある方は是非飛び入り参加してみよう。その他にも生け花・和紙人形・工芸高校の工芸作品展など、日本の文化を感じさせる展示も多数あり、地域の人々の「梅まつり」への愛を感じながら、終日楽しむことができそう。

お土産には何がいいだろう?

もちろん「天神さん」といえば学問成就のお守り。それ以外にも期間中のみ開催される各県物産展があるので、掘り出し物を見つけるのも良いだろう。その他、門前町ではどら焼き、かりんとう、最中といった甘味の老舗も迷うほどたくさんある。

アクセス

東京メトロ 千代田線「湯島」駅下車徒歩2分  *石段経由の参道はこちら

その他、銀座線「上野広小路駅」、丸の内線「本郷三丁目」駅、都営地下鉄大江戸線「上野御徒町」駅

JR山の手線「御徒町駅」からも徒歩5~10分にて到着。

DATA
最寄り駅東京メトロ千代田線湯島駅
公式サイトhttp://www.yushimatenjin.or.jp/pc/ume/
アクセス東京メトロ湯島駅より徒歩
開催時期年により変動:2月下旬~3月第一日曜
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