杖立温泉鯉のぼり祭り2016/見どころ=3,500匹の鯉のぼりの祈り…街を覆い尽くす希望※動画あり

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杖立温泉鯉のぼり祭り2016/見どころ=3,500匹の鯉のぼりの祈り…街を覆い尽くす希望※動画あり

総勢3500匹!願いをこめて鯉が泳ぐ

「鯉のぼり」ブームの発祥地

熊本県の小国町。大分県との県境にある、ひっそりとした風情の杖立温泉は、春たけなわの4月、多くの観光客を迎える。2016年4月1日~5月6日(祝)開催。川沿いをそぞろ歩きながら歓声をあげる人々。そのお目当ては杖立川の上を泳ぐ鯉のぼり!川の両岸を渡して張ったロープに、何千ものカラフルな鯉のぼりが吊り下げられ、まさに川を勢いよく上っていくようなその姿、いまや春の風物詩。全国でも同様の催しが人気を博していますが、一番最初に実施したのがここの「鯉のぼりまつり」だったと言うのは案外知られていない。毎年4月の上旬から始まり、ゴールデンウィークの終了までの期間、毎日見ることができる。

子供の成長への願いを託して

五月五日は子供の日。「端午の節句」という季節行事でもあり、子供の成長を祝うが、特に男の子には川を遡上する鯉のように、力強く育ち、困難を乗り越え、立身出世できますようにという願いをこめてその姿を大空に飾る習慣が古くからあった。しかし現代の住宅事情では大きな鯉のぼりを高い竿の上に掲げることはなかなか出来なくなり、家の奥に仕舞い込まれたままのものも多い。

それらを集めていっそ屋外で飾ろうと、川の両岸にボールを投げてロープを張ったのが1963年。開始当初は40匹という少数でしたが、親世代、祖父世代のものが観光協会に寄付・寄贈されるなどしてどんどん増え、今は3500匹にもなった。限定30匹の名前入りのものや、「災害復興」などを祈願したものなど、色々な鯉が泳いでいるのが見られる。

橋の上から見てみよう

駐車場や観光案内所のある中心部、そこから上流に歩くとすぐにかかっているのが「さくら橋」。まずは鯉のぼりを一望してみよう。そして下流へと移動しながら、次は中央の「杖立橋」へ。この橋は少し高く作ってあるため、川沿いの風景がまた違って見える。その後、一番下流の「もみじ橋」まで戻るというコースがお勧め。お天気が良ければ、川の傍の通路を歩くこともできるかと♬頭上を泳ぐ鯉のぼりを、青空を背景にして眺めるのも感動的。

「もみじ橋」で特に注目したいのがその形!珍しい屋根付きの橋ですが、よく見るとそこにはたくさんの木の札が下がっています。これは御願を書いて奉納する神社の「絵馬」ならぬ「絵鯉」。実際に魚(鯉)の形をしたものの他、ハート型やダイヤ型など色々あり、どれも訪れた人の幸せを願う言葉が書かれている。「鯉=こい=恋」のお願いに効くという評判ですが、あなたなら何をお願いするだろう?

鯉のぼりの他にも魅力がいっぱい

由緒正しい温泉地

杖立温泉は神功皇后のお産で産湯として使われたという言い伝えがあるほど、古い歴史を持っています。また、平安時代の初めには名僧・弘法大師(空海)が立ち寄り、温泉の効能に感心した挙句、持っていた竹の杖を立ててみると節々から枝や葉が生えてきたという不思議な伝説や、杖をついて湯治にやってきた人々はみな元気になるので、その杖を立てて置いて帰るのだ…という地名の由来も残る。

「霊験あらたかな」温泉として、古くから湯治に訪れる人が後を絶たなかった。現在も長く宿泊・滞在する人も多い中、一方で人気があるのが気軽に楽しめる「立ち寄り湯」。利用可能な時間や、料金は施設により様々(500円~)、各旅館や七カ所ある共同浴場など、どこに入るか迷うほど!観光案内所で相談してみよう。「湯めぐり帳」も発行している。

歩き疲れたら

立ち寄り湯に入る以外にも、足湯で休憩するのもいいだろう。観光案内所の傍に無料の「御湯の駅」があります。そしてほっと一息つきたい時に見逃せないのが「温泉プリン」。温泉の蒸気を利用して作られていたという昔のお菓子「甘玉子(あまたまご)」をヒントに、今は各店で工夫を凝らした個性豊かな品が、十数か所のお店で販売されている。「杖立プリン」の看板を見かけたら、ぜひ寄ってみよう。一つ食べるごとにスタンプを集めて、10個で記念品がもらえるスタンプラリーもあるので、食べ比べも楽しめる。

古い町並みを散策

杖立の町は早くから温泉地として栄えた当時の名残がまだ路地裏に強く残っています。それらは「背戸屋」と呼ばれ、その昭和の面影に浸れる独特の雰囲気は、静かなブームになりつつあります。こういう路地のある地域をを一つの「ギャラリー」として、見学しながら風情を満喫してもらおうという試みも始まった。川沿いの賑わいを少し離れて、タイムスリップしてみよう。

杖立で健康になろう!

湯治気分でゆっくり滞在

鯉のぼりを見に来たのであれば、夜のライトアップも楽しみたいもの。杖立温泉は元来が湯治場なので、宿泊料金は比較的安価に抑えられている。ぜひ一泊、二泊と楽しみたい。

珍しい「むし湯」

ここの源泉の温度は約98度と、非常に高温です。その蒸気の利用法はプリンだけではありません!「むし湯」というミストサウナの様な入り方が古くから伝わり、ほとんどの旅館の中その施設がある。「風邪をひいたらまずむし湯」と言われるほどの効能があり、痩身・美肌・ストレス解消・新陳代謝の改善などなど、一度試したらヤミツキになるかもしれない。

みんなで揃って「杖立体操」

町の中央にある「杖立橋」で毎朝9時から始まる「杖立体操」。これは別名を「易筋経」といい、BGMにあわせて自然の気をとりこみながら身体を動かす、気功に似た運動です。少林寺拳法の発祥地の中国・河南省との交流が縁でオリジナル体操を伝授してもらったのが始まり。住民・宿泊客の区別なく楽しめるよう、インストラクターも常駐しているので、気軽に参加できる。爽やかな空気を身体いっぱいに吸い込んでリフレッシュ!

アクセス

福岡市内より:JR博多駅隣接の「博多バスターミナル」、福岡空港内の各停留所から黒川温泉行高速バスに乗車、途中「杖立」にて下車(所要時間約2時間30分)*1日2便、要予約

DATA
バス停西鉄バス日田バスセンター
最寄り駅JR日田駅
公式サイトhttp://tsuetate-onsen.com/
開催時期年により変動:4月下旬~5月5日

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