甲府城/復元した天守閣と鉄門、見どころは天守台から眺める五重塔※アクセス

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甲府城/復元した天守閣と鉄門、見どころは天守台から眺める五重塔※アクセス

甲府城とは

甲府城の概要

山梨県甲府市の中心部に位置する甲府城址。躑躅ヶ崎館を中心に武田氏の治世が続いたが、武田氏が滅亡すると新たに甲府城が築城され、豊臣や徳川系の大名が甲府の地を治める。城跡の多くは廃城令後に市街地の中心部からずれることも多いが、甲府城址は山梨県の政治や経済の中心として現在まで変わっていない。

豊臣秀吉と徳川家康という宿敵。これまで甲斐の政治の中心であって躑躅が崎館は豊臣に味方する大名と徳川に味方する大名が互いに牽制しあっていた。豊臣政権時には徳川家康を牽制するための重要な場所として機能し、徳川政権になってからは江戸に一番近い城として重要な役割を担っており、日本のお城の中でも知名度は高いとは言い難いが、実は豊臣VS徳川がお互いを睨み合った場所でもある。甲府城や火山の上に作られたお城でもあるので城内には温泉も湧いた珍しい城。

甲府城の歩み

1582年に武田氏が滅びると織田信長の家臣であった河尻秀隆に甲府の地が与えられる。ところがほどなくして本能寺の変で武田氏の遺臣によって起こった一揆により殺され、甲斐の地は主を失う。この時に甲府の地を手に入れることに成功したのが徳川家康で、これまで武田氏の本拠地であった躑躅ヶ崎館から南にあった甲府、一条小山と呼ばれる地に新しい城を築いた。これが甲府城である。江戸時代が終わりを告げ、城が解体されても甲府の地は山梨の中心地として栄える。

幻の天守が復元!?

中央本線が開通すると城址を分断するように線路が走る。その後城址は手つかずの状態で長い間放置されていた。太平洋戦争後は史跡を整備する動きが全国的に広がったことから甲府城でも発掘調査が行われ復元へ向けた動きが大きくなった。

甲府城には天守台はあるが天守があったかどうか正確なことはわかっていない。天守の存在を示唆する出土品も多いことから、さまざまな面からの注目度は高い。近年は天守を復元しようという動きも見られる。

甲府城最大のミステリー事件

1734年に1400両という金品が盗まれる盗難事件が起こる。甲府城御金蔵事件と呼び現代まで語り継がれていますが、実はこの事件、未だ真相がわからない甲府城最大のミステリー。甲府勤番士が博打を打っていたために警備がおろそかになったということで17人が処罰された事件。その後百姓の一人が逮捕されることで事件は解決するのですが、真相は闇の中。

甲府城の見どころ

上空から見ると「鶴が舞う」

甲府城は別名「舞鶴城」とも呼ばれ、城郭の一部は「舞鶴城公園」や「甲府市歴史公園」として解放されている。遊亀橋の入り口には鶴の像があるが、太平洋戦争時に一時取り壊され何もない状態が40年近く続く。「鶴のいない舞鶴城」に異を唱えた人々が募金を開始。市民の協力を経て現在の場所に再現された。像とは言ってもかつては噴水の装置として使われていたもの。市民の手によって再現されたことが伺える。

復元された建造物

当時の状態を今もそのまま残しているものは石垣だけ。現在城址内にある建造物はすべて復元されたものである。2003年には稲荷櫓、2007年には山手御門が復元され甲府城に関する歴史的にも貴重な資料が展示、保管されている。内堀と二ノ堀、三ノ堀から構成された領域があり、内堀が天守台や本丸のある内城部分で、二の丸が武家地や学問所などが集積する内郭、三の丸は町人地という構成になっている。

廃城となったため多くの建造物が解体され整備されたものの、石垣は当時のまま残されており次々に変わっていった城主と時代の流れを見守ってきた。復元された建造物は築城当時の工法が忠実に再現されており、鍛冶曲輪門や内松陰門など整備も進み庭園として人々の憩いの場にもなっている。市の中心部でありながら豊かな自然を持つ甲府城を散策しながら歩いてみたい。

石垣に沿って咲く桜

城址内にある舞鶴城公園は約160本の桜が咲き誇る甲府市内きっての桜の名所。城の石垣を囲むようにして咲くピンクの桜と遥か遠くに見える富士山。桜の季節には富士山もまだ雪をまとっており、最高の景色を望むことができる。何時間眺めていても飽きることがなく、雲ひとつない晴天時から夕陽に染まるまで違いを楽しむのもいいだろう。石垣からはみ出るようにして咲く桜も見事。お堀に花びらが散る頃もおすすめで、咲き始めから散るまで堪能できる。

時代の継ぎはぎのないお城

ひとつのお城が作られるときは数年から十数年という時をかけて、作りあげられるのが一般的となっているが、甲府城の遺構は工事が中断された形跡や時代の変化による技術的な変化が見られないという珍しいお城で、豊臣秀吉の治めた時代に築城されたものであると考えられている。歴史的には秀吉の朝鮮出兵が行われた時期になるため、一時的に築城が困難になるという事態も発生したものの、じっくりと時間をかけて建てられた。

注目したい石切場跡

甲府城の遺構で注目したいのが石切場跡。甲府城の石垣に使われている石材は近くの岩盤を切りだして作られた。その岩盤が石切場跡であり切りだすために多くの苦労を伴ったことがうかがえる技術のあとが残されている。

甲府城の撮影スポット

富士山もカメラに収めたい

甲府城の撮影スポットと言えば、復元された稲荷櫓と大手御門。白壁を背に迫力満点の甲府城を撮影できる。また甲府城と言えば石垣の美しさも人気。組みなおされたと言う美しい石垣と白壁に、周囲の自然を織り交ぜて撮影するのも○。桜の時期には、復元された建物と、満開の桜そして富士山が1枚の写真に収めることもできる。交通アクセスが大変便利なため、写真を撮るだけのために甲府駅を下車する人も多い。

ベストスポットを見つけよう

甲府城を眺めるベストスポットは、西隣に立つ「サンパークホテル内藤」の南側の部屋。残念ながら窓が全開しないこともあって撮影には少し工夫が必要。甲府市街地が広がる光景と復元された城の美しさは必見。

さらに甲府城内から富士山を撮影するのも感動的。富士山と言えばどこから見ても感動できる日本の象徴だが、なぜか甲府城から望む富士山は一際美しいと評判。ベストスポットは天守台。季節は空気の澄んだ秋が最もきれいで、朝や夕方の景色がおすすめ。

甲府城アクセス・ホテル情報

便利なアクセス

甲府城へのアクセスは中央本線甲府駅下車が一番便利。すでに駅自体が城の一部で下車と同時に城址に立っていることになるから不思議。中央本線を横断する舞鶴陸橋のすぐ横、線路の北側が歴史公園で山手御門が、南側に舞鶴城公園がある。駐車場がないので車でのアクセスは近隣の有料駐車場を利用する。県庁東防災新館地下駐車場がもっとも便利。

市街地ホテル情報

市の中心部になるためアクセスはもちろん宿泊にも便利。特に目立つのはビジネスホテルで、中には甲府城を見下ろす立地にある施設も。陸橋を超えてすぐにあるサンパークホテル内藤は舞鶴城公園のすぐ隣でコンビニやレストランもすぐ近く。大浴場があるため疲れた体を足を伸ばして癒せるのも◎。ホテルを拠点に甲府市内の観光に使う、またビジネスの利用にも大変便利。

甲府城住所、電話番号

住所山梨県甲府市丸の内1丁目
電話番号055-227-6179
最寄り駅JR甲府駅
駐車場あり
休日月曜日(祝日は開館) 祝日の翌日
営業時間9時~17時
料金無料
トイレあり
アクセスJR中央線甲府駅南口から徒歩5分
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