大福寺(崖観音)/磨崖仏と眺める館山湾の眺望。即身成仏を説く。千葉のデートスポット2015※アクセス

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大福寺(崖観音)/磨崖仏と眺める館山湾の眺望。即身成仏を説く。千葉のデートスポット2015※アクセス

崖観音とは

千葉県館山市船形にある真言宗智山派の寺院。真言宗は弘法大師空海を宗祖とし、その教えは、「この身このままで仏さまになること」を説いた「即身成仏」。境内には崖造りの朱色の観音堂があり、背後にそびえ立つ切り立った崖の地層は迫力があり朱色の観音堂が引き立って見える。高い場所にある観音堂からは景色がよく、館山湾が一望できる。磨崖仏として十一面観世音菩薩が刻まれ、「崖観音」と呼ばれる。

十一面観世音菩薩

六観音の一つに数えられ千手観音菩薩と並んで人気の高い観音。苦しんでいる人をすぐに見つける為に頭上に十一の顔を持ち、全ての方向を見守っている観音菩薩。それぞれの顔は人々をなだめたり怒ったり、励ましてくれたりするといわれている。様々な災難、病気治癒、財福授与、勝利を得るなどの現世利益があり、延命、地獄に落ちない、極楽浄土に行けるなどのご利益があるとされる。

熱い信仰心の表れ=崖造り

崖や山の斜面にへばりつくように建てられた寺院建築を、「崖造り」という。京都の清水寺や奈良県の「長谷寺」などが有名で、山が多く平地の少ない国土を克服するために生み出されたのか、世界ではあまり見られない日本独特の建築様式である。また仏や観音様は岩屋や崖などに安置されることが多く、そこにお堂を建てて祀ると必然と懸造りになっていくのだという。また磨崖仏は、断崖絶壁や岩壁を彫った内側に刻まれるなど、自然の岩壁や露岩に作られた仏像のことで国宝「臼杵磨崖仏」や重要文化財「熊野磨崖仏」などが有名。

磨崖仏の宝庫 大分県

各地に多くの磨崖仏が造立されており九州地方、近畿地方、関東地方、北陸地方、東北地方に広がっている。中でも大分県には全国の磨崖仏の6~7割が集中しており「磨崖仏の宝庫」とされている。磨崖仏として日本初の国宝に指定された「臼杵磨崖仏」は平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫刻されたと言われている。磨崖仏は4か所に分かれて所在し、それぞれ古園石仏群、山王山石仏群、ホキ石仏第一群、ホキ石仏第二群と呼ぶ。大日如来像が祀られている古園石仏群は臼杵石仏の中心的存在で日本の石仏の中でも最高傑作の一つといわれている。

民衆からの信仰も厚かった 行基◆

大福寺は717年、行基によって開かれたと伝えられており、地元漁民の海上安全と豊漁を祈願して、山の岩肌の自然石に十一観世音菩薩を彫刻したと言われている。行基は奈良時代の僧で近畿を中心に民衆や豪族など階層を問わず広く仏法の教えを説き人々より篤く崇敬された。また、道場や寺院を多く建立しただけでなく数々の社会事業を各地で成し遂げた。日本で最初の大僧正として知られ仏教界における最高位に立ち「奈良の大仏(東大寺)」造立の責任者として招聘された。この功績により東大寺の「四聖」の一人に数えられている。

大福寺(崖観音)アクセス

東京駅よりJR内房総特急にてJR館山駅へ、

バス「なむや行き」にて「崖観音前」下車、徒歩2分

東京駅よりJR内房総線にて「那古船形駅」下車、徒歩約15分またはJR館山駅へ

千葉県館山市船形835

0470-27-2247

http://www.gakekannon.jp/

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